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好き嫌いで意思決定をしていきたい人が書くブログです。

エナジードリンク系ビジネス書の読書術

最近のビジネス書はエナジードリンクだ。最近では、News Picks Bookや、堀江さん、幻冬社の箕輪さん、キングコング西野さんなど、ビジネス書をよく読む人ならわかる、”あの界隈”の方々の本が非常によく売れる。僕自身、彼らの本を読んだのは大学生の時で、こんな斬新な価値観があるのかと知り、感動した。そして、それらの本を読んで読んでインプットすることで、背中を押された気分になり、気持ち良さを感じていた。


危険なことは、インプットは満足した気になるということだ。学校の勉強においては、授業でのインプット、宿題でのアウトプットというように、一貫して学びのサイクルがあったと思うが、社会人になるとそれがなくなってくる。もちろん小説やドキュメンタリーの娯楽としての読書にそのようなアウトプットを求めるのはナンセンスだと思う。しかし、ビジネス書などの新しい知識を習得することを前提とした読書は、必ずアウトプットがないと”やった気”になってしまう。


僕自身、読書から学びを得ることが多く、読んだことで満足をして、次から次へと新しい知識を頭の中に入れたくなる。しかし、数冊連続で読むと、少し前に読んだ本の内容を忘れてしまうことが多々ある。この状態だと、そもそも本ってなんのために読んだんだっけ?ってなる。僕にとっての読書の目的を整理すると、「新しい価値観に触れて、自分の血肉にする」ということなんですよね。今の状態の読書は、「新しい価値観に触れて」という部分に寄っていると思う。


自分の血肉にする、方法は僕の中で2つある。1つ目は徹底的に1人の作者の本を連続で読み続けること。つまり、インプットにインプットを重ねる方法。これは九九みたいなもので、九九は反復練習によって、それが自分の頭の中に染み付く。読書においても1人の作者の本を反復して読み続けることで、その人の考え方が染み付くようになる。僕は大学生の時に、一橋大学教授の楠木建さん、高城剛さんの本が好きで、連続で読み続けていた。そうすると、ああこの場面でこう考えるのはやっぱり楠木さんらしいな、と作者の考え方がインストールされていく。しかし、時間がなくなると、そもそもそれができないし、同じ作者の本ばっかり読んでもきっと飽きるだろう。


だから、2つ目はアウトプット/行動をするということ。意識的に発信をすることで、本を読んで自分のアタマで考えるという作業が発生する。その時に本の内容を咀嚼し、考えをまとめるから、血肉になっていく。いきなりブログで長文を書かなくてもよいから、まずはツイッターレベルで意見を発信することが大事だと思う。その点、NewsPics Bookに関しては、どの本も一貫して読者に行動することを求めている。この本は読むだけじゃダメだよ、ちゃんと書いてあることを実践してねというのが根底にある。このワンステップが読書体験を大きく変えていくんだと思う。
この2つ目のステップをやる人はあまりいない。人がやらないことをやることに僕は価値があると思っていきたい。小さな一歩かもしれないが、これを実践していく。


ではでは。