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ワクワクすること、働き方や仕事について、僕が学生の時に知りたかったことを発信するブログです。

学歴がキャリアを縛る

学歴がキャリアに影響を与えることは往々にしてある。影響というのは良い意味もあるし、悪い意味もある。例えば、大企業に入社するためには、四年生大学の卒業が資格として設けられていることもある。なおさら、”人気企業”と呼ばれる学生の志望者が多い企業では、その中でも大学の偏差値がある程度は加味されている。こうしてみると、高学歴の保有者は一見すると恩恵を受けるのだが、自分の知らないところでキャリアの選択肢を絞っていることがあることについて今日は書く。


例えば、東京大学を出て芸人になるような人は、「東大卒芸人」という肩書きが付けられるくらい、世間的に見たら稀有な存在だ。東大卒の官僚や会社員は世間に溢れるほどいる一方で、東大卒の芸人は溢れるほどは出てきていない。なぜなら、一般的にお笑い芸人という職業は、東大生が選ぶキャリアではないからだ。そして、それは東大生は無意識のうちに「芸人になる」というキャリアを選択肢から外しているからだ。


僕は東京大学出身でないため、今の現状を正確につかめているわけではないかも知れないが、先ほど述べた現状は他の職業に置き換えてみても言えるだろう。学歴のある人は、無意識のうちに就職活動の時にキャリアの選択肢を縮めてしまっていると思う。その理由は、大学という環境は中学・高校に比べてより同質の傾向のある人たちが集まる環境になるからだ。つまり、自分の考えが他の人と共通するということが頻繁に起きる。それが就職活動の時にも発生する。つまり、他のみんながこの企業の説明会に行くから、私も行くというようなことが良くある。あいつがこの企業受けるなら、おれが受けても間違いない、という周りの意思決定を信用して、自分にも置き換えることをしてしまう。自分の周りに、芸人になる人や、職人になるような人が極めて少ない環境で、自分がそのキャリアを選べるかと言われると、それができる人は極めて少数派だと僕は思えてしまう。だから、自分のキャリアを狭めているんだと思う。


自分の本当に好きなことが見つかっていて、周りがなんと言おうとこの道を進むという人は、どんな環境にいようとそれを着手するだろう。だけど、大学で特に専門スキルをつけることなく、就職を迎える人に他の人と違う選択肢をする勇気はない。なおさら、自分はあの大学を出たのだから少なくとも(ホワイトカラーの)こういう職業につくという、自分や社会が勝手に作り上げた妄想にとらわれてしまう事が本当によくある。自分ファーストになれずに、社会や家族の視線を気にして、自分のキャリアの蓋を閉じてしまっている感がある。


だからこそ、職業の決定の際に重要にしておくべき価値観は、「好きかどうか」だと思う。金になるや、世間体は確かに大事な価値観になりうるが、それが一番になっては自分ファーストになれていない気がする。周りの期待を満たすような職業選択になっている。それでいつまで幸せが続くのか。少なくともこの4ヶ月で崩れかけている。自分の好きを追求していく。